ピアノの湿気対策

ピアノの湿気対策

ピアノにとって一番いい環境は?

温度は15℃~25℃、湿度は冬季:35~65%、夏季:40~70%。つまり、人間にとって快適な環境が、ピアノにとっても一番いい環境です。湿気が多すぎたり、逆に乾燥しすぎはピアノの大敵です。

温度や湿度が高くなると、どうなるの?

人間が汗をかくように、ピアノも汗をかきます。木やフェルト、金属の部分(アクション、ハンマー、弦など)に影響が出て、音が出にくくなったり、こもったり、鍵盤が下がったままになったり、金属部分にサビが出やすくなったりします。

それを防ぐには、雨の日、夜間などは窓を閉め、ピアノの蓋も閉めましょう。反対に、晴れた日には窓を開けて、風通しをよくしましょう。あまり湿度の高いところでは除湿器の使用をお勧めします。
アップライトピアノでは、右図のピアノ内部に入れる除湿剤(税別1,600円)や下図にあるダンプチェイサー標準セット(税別18,500円)が効果的です。
グランドピアノでは、部屋全体を湿気から守る必要がありますので除湿機(電気屋で購入)をお勧めします。

設置に関しては出張費等が掛かる場合があります。詳しくはお問合せ下さい。